いつか「キレイな字を書かれますね。」と言われたいあなたへ

攻略は ひらがな から

表紙

読みやすい文章の「ひらがな:漢字」の割合は「7:3」だそうです。

 

手紙の例文なんかを練習していても

 

何回も何回も私が上手く書けない

 

ひらがなの”か”や”ひ”が出てきます。

 

今、当用漢字で約2000種類、

 

それに対してひらがなは全部で46種類。

 

おぉ、すごい発見!

 

ひらがなだけ先にやっつけちゃえば

 

メッチャ効率的やん。

 

 

 

 

っということで、「ういろう売り」を題材に、全てひらがなでひたすら書いてみました。

 

〜 外郎売り 〜

アナウンサーや役者のみなさんがよく発生練習に使う「ういろううり」。

歌舞伎の有名な長セリフです。

 

拙者(せっしゃ)親方と申すは、お立合いの中(うち)にご存知のお方もござりましょうが、お江戸を発(た)ってニ十里上方(にじゅうりかみがた)、相州小田原一色町(そうしゅうおだわらいっしきまち)をお過ぎなされて青物町(あおものちょう)を登りへおいでなさるれば,欄干橋虎屋藤右衛門(らんかんばし とらや とうえもん)、只今は剃髪(ていはつ)致して円斎(えんさい)と名乗りまする。・・・

 

  【参考】全文       本文     読み

 

 

って始めたのが、ひらがなから攻略法!

 

 

う〜ん、作戦はよかったと思うんですが・・・。

 

練習法が間違っていました。

 

振り返ると、ここからの1年は随分と無駄な時間だったかなぁと思います。

 

小学1年生でも書ける『ひらがな』。

 

なめてかかったんです。

 

手本も見ずに、ただただひたすら書く、書く、書く。

 

ほとんど上達しないまま。

 

いやいや、書く、書く、書く、の前に

 

「ちゃんとひらがな覚えようよ!」

 

反省して、方眼罫の学習ノート。

 

 

表紙

 

 

これを使うのが嫌でした。

 

あまりにも初歩からって感じで。

 

でもようやく

 

「ていねいに基礎をやる!」謙虚な気持ちで再スタート!

 

ただでさえ、地味な練習の中でも究極の地味な練習です。

 

でも大きめのマス目の中で、ペンを置く、起筆ポイントがはっきりしてきます。

 

1文字、1文字の連続ですが、そのひとつひとつにバーチャルマス目が

 

見えてきます(笑)。

 

やはり、やる価値ありそう!

 

 

ペン習字の練習過程では、1.と2.が延々と続きます。

 

 1.字をきれいに、恰好よく書く

 

 2.前後の字、文章全体とのバランスを考えて書く

 

まるで、らせん階段を上がっていくかのように。

 

「いつまで経ってもこの字うまくならんなぁ・・・」

 

何回も同じ場所に立ち戻っているので、その進歩の無さに

 

ため息が出ちゃいます。

 

 

でも、その都度、大きめの升が切られている方眼罫ノートを使い、

 

その一個一個のかな文字の注意点を確認しながら

 

ていねいに書いていくと、その字に対してのブラッシュアップになります。

 

 

同じ文字に立ち戻ってはいるのですが、整理したいポイントは以前と違う。

 

同じ文字でもポイントはレベルアップしているはずです。

 

やっぱり、いい練習ですよね。

 

 

表紙

 

たかが46文字、されど46文字です。

 

そして、にがて文字の克服方法として『アンカーポイント練習法』が出てくるのです!

 

乞う、ご期待!

 

 〜〜 「人生の扉を開く『7つの習慣』p.74」 〜〜
成長と変化のプロセスは、上向きの螺旋状の循環である。つまり、自分のあり方を変えることによって見方が変わり、見方が変わることによってさらにあり方が変わるのである。
スティーブン・R・コヴィー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんでもかんでも漢字にしちゃうと、

 

むつかしそうになり、読む気がなくなります。

 

ということは、練習するのはやはり、ひらがな。

 

これからやっつけるのが正しい攻略法となります。

 

 

 

私は半年ほどですか、お手本の文章を

 

すべてひらがなで書いて練習しました。

 

徐々に続け字も取り入れて。

 

ひらがなだけですと、

 

それほど字自体に神経を使わなくて済むので、

 

流れと文章の傾きに集中出来ます。

 

芯をとらえて、まっすぐ書く練習には

 

最適な練習方法であると思います。

 

 

 

是非、お試し下さい。

 

 


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